月別: 2016年11月

髪の毛の成長サイクル発毛周期とは?

髪の毛には、発毛周期と呼ばれる成長サイクルというものがあり、この成長サイクルによって、新しい髪の毛が生えてくるんですね。もちろん、生えっぱなしではなくて、発毛した髪の毛は次第に衰えていき、最終的には抜け落ちてしまうようになっています。

ですから、抜け毛が少々あったからと言って、何も慌てる必要はありません。誰でも毎日ある程度の髪の毛は抜け落ちる仕組みになっていて、古い髪の毛がきちんと抜け落ちないと、次の新しい髪の毛が発毛出来ないんですね。

髪の毛はたくさんあるので、一見すると何の変化も感じられませんが、頭皮では毎日髪の毛の発毛周期が繰り返し行なわれていて、抜けたり生えたりしています。抜け毛や薄毛の症状が進行している人は、この発毛周期が正常に機能していないということなんですね。

では、発毛周期と呼ばれる髪の毛の成長サイクルが、一体どのような仕組みなのか見ていきましょう。

髪の毛の発毛周期には、3つの成長過程が存在します。

  • 1つ目が成長期
  • 2つ目が退行期
  • 3つ目が休止期と呼ばれる成長過程です。

1つ目の成長期で発毛した髪の毛が成長し、2つ目の退行期では少しずつ髪の毛が衰えていき、休止期では完全に成長が止まり髪の毛が抜け落ちるようになっています。

そして、休止期が終わると次の成長期に向けて新しい髪の毛の準備が始まり、発毛すると、また成長期、退行期、休止期という順番で髪の毛の成長サイクルは、繰り返し行なわれていきます。

それでは、成長期、退行期、休止期について、さらに詳しく見ていきましょう。

発毛周期第一段階の成長期

髪の毛の発毛周期の第一段階が成長期と呼ばれる成長過程です。成長期・退行期・休止期と3つある発毛周期の成長過程のうち、この成長期が髪の毛の発毛に最も重要だと思ってください。

成長期という成長過程は、その名の通り新しい髪の毛が成長する段階のことで、日頃不規則な生活や食生活の乱れなど生活習慣が悪化していると、成長サイクルのスピードが速まり、この成長期で髪の毛が成長しきる前に次の退行期に移行するので、髪の毛は根付かずに衰弱し抜け落ちてしまいます。

髪の毛は、頭皮内部の皮膚細胞が細胞分裂を繰り返し、少しずつ毛穴内部を頭皮表面に向かって成長しながら押し上げられていくんですね。成長して毛穴内部を押し上げられてきた髪の毛は、伸び続けると角化と呼ばれる硬い状態の髪の毛に変化していきます。

このように髪の毛が成長する段階の成長期ですが、髪の毛の発毛周期の成長過程のうち、この成長期は約3~6年続きます。男女別で見てみると、男性の成長期は、約3~5年、女性の成長期は、約4~6年続くと言われています。

生活習慣が悪化して発毛周期が正常に機能しなくなってくると、約3~6年の成長期が長くて1年、短いと数ヶ月で終わり十分に髪の毛が成長しなくなるので、髪の毛の発毛周期において、成長期という成長過程はとても重要なんですね。

発毛周期第二段階の退行期

毛母細胞の細胞分裂が活発になり髪の毛が成長する成長過程の成長期が終わると、次に退行期という成長過程に移行するんですね。

この退行期という期間は、次の休止期に向かって髪の毛の成長が少しずつ衰えてくる段階です。なんだか髪の毛が衰えてくると聞くと不安に思うかもしれませんが、この退行期は、誰の頭皮でも必ず訪れる成長過程なので心配はいりません。

実は、この退行期は、3つある発毛周期の成長過程の中では、成長期や休止期に比べて、それほど重要ではないんですね。この退行期では、髪の毛が成長しきって不要になった古い髪の毛が抜け落ちるまでのつなぎ役と思ってもらえればいいでしょう。

成長期が終わり退行期に移行すると皮膚細胞の細胞分裂の活動が少しずつ衰えていき、細胞分裂をしなくなった毛乳頭は次第に硬くなり、これまで受け取っていた栄養素を受け取らなくなるので、髪の毛は衰弱して細くなっていきます。

髪の毛の発毛周期の成長過程のうち、この退行期は約2~3週間続きます。期間が約2~3週間と短い退行期は、発毛周期全体の1%程度で成長期や休止期に比べて重要ではありませんが、この退行期をきちんと経過しないと髪の毛を発毛させることは出来ません。

発毛周期第三段階の休止期

毛母細胞の細胞分裂が活発になり髪の毛が成長する成長期が終わり、退行期に移行すると活発だった毛母細胞の細胞分裂は少しずつ衰えてきて、次第に細胞分裂は止まってしまうんですね。

この毛母細胞の細胞分裂が完全に止まる段階を休止期と言います。そして、休止期では成長が止まった髪の毛は抜け落ちてしまいます。と言うのも、成長期から退行期に移行する段階で毛根には栄養素が送られなくなるので、新しい毛母細胞が止まってしまうと、毛穴が底が上がってきて奥行きがなく浅い状態になるんですね。

毛穴が浅くなってしまい髪の毛を支える力が弱ってくると、髪の毛は毛穴から抜け落ちてしまいます。髪の毛の発毛周期の成長過程のうち、この休止期は約3~6ヶ月くらい続きます。

この休止期に移行して髪の毛の成長が止まり、抜け落ちてしまうと、次の成長期に向けて新しい髪の毛のを発毛させる準備期間に入ります。しかし、生活習慣の乱れによって発毛周期のスピードが急激に速くなってしまうと、十分に成長しきらない状態で次の退行期に移行してしまうので、衰弱している髪の毛は簡単に抜け落ちてしまい、次の新しい髪の毛は生えてこなくなります。このような状態が、いわゆる抜け毛や薄毛の症状なんですね。

このように、大きく3つの発毛周期の分けて考えられていますが、冒頭でも言いましたが、この髪の毛の発毛周期が不規則な生活や食生活の乱れなどにより、正常に機能しなくなると、抜け毛や薄毛へと進行してしまいます。

ですから、抜け毛や薄毛の症状を改善させるためには、毎日の生活習慣を見直す必要があるんですね。

髪の毛の寿命とは?

髪の毛にも寿命というものがあり、発毛周期と呼ばれている成長サイクルによって発毛し、最終的には抜け落ちてしまい、また新しい髪の毛に生え変わります。発毛した髪の毛が一生抜け落ちずに生え続けることなんてありえません。

では、髪の毛の寿命とはどれくらいの期間があると思いますか?一般的に、健康な髪の毛の寿命は、約4~6年くらいと言われているんですね。男女別に見ていくと、男性の髪の毛の寿命は、約4年くらいで、女性の髪の毛の寿命は、約5~6年くらいと男性に比べて約1~2年くらいの期間です。

人間の寿命と同じように、髪の毛の寿命も女性の方が長いのですが、おそらく、男性ホルモンや頭皮の皮脂量も関係しているのだと思います。そして、髪の毛は寿命がくると、通常は次の新しい髪の毛の発毛に向けての準備期間に入り、今まで生えていた古い髪の毛は不要になり、自然と抜け落ちます。

この髪の毛の発毛周期は、芽が出て、花が咲き、最後は花びらや葉が枯れて落ち、また新しい芽が出てくるという草木などの植物の成長サイクルに似ていますよね。草木が自然にこの成長サイクルを繰り返しているのと同じで、人間の頭皮内部でも、髪の毛の成長サイクルが自然に繰り返されています。

ですが、この髪の毛の成長サイクルが正常に機能しなくなると、髪の毛は抜け落ちたり、薄げになってしまいます。先程、髪の毛の寿命は大体約4~6年くらいと言いましたが、不規則な生活や食生活の乱れなど日頃の生活習慣が悪化してしまうと、髪の毛の寿命の長さも短くなってしまうこともあるので注意しましょう。