カテゴリー: 育毛のやり方と基礎知識

育毛を促進するには髪の毛が生える仕組みや知識を知って正しい育毛の方法を実践する必要があります。

頭皮の血流をよくする髪様シャンプーのやり方

細い血管から髪の毛1本1本に栄養をもらっています。ですので血液の流れが良いと、髪に毛にしっかり栄養が行き渡り、成長も良く健康な髪の毛が育つと考えられており「頭皮の血流」が重要なカギとなります。

しかし、ストレスや運動不足、また偏った食生活は、血管の老化を促進してしまい血行不良になり薄毛や白髪になりやすくなります。 自分の血流の流れを確認するには頭皮の柔らかさを確認すると良いです。頭皮が柔らかいほど血流は良いです。

そこで、血流を良くするシャンプーのやり方があります。髪様シャンプーと言い、全国理容連合会名誉講師コッドハンド板羽忠徳氏が開発したシャンプー方法です。

髪様シャンプーのやり方

シャンプーの選び方のポイントは、お肌と同じ弱酸性のシャンプー、またノンシリコンのシャンプを選ぶと頭皮に刺激が少ないのでおすすめです。

ただゴシゴシ洗うと、生えてきたばかりの細い髪の毛を抜いてしまうことになります。育てるように生えてきた髪の毛を育てるように大切に洗うのが髪様シャンプーになります。シャンプーは、2回に分けて行います。

髪様シャンプーのポイント!

  • 頭皮の血流を良くすること
  • 新しい髪の毛を抜かないこと

一回目の最初のシャンプは皮脂取り除く!

シャンプーの使用量は500円玉くらいを手でなじませて髪の毛に付けていきます。その時は爪を立てないで指の腹で髪全体をもみ洗いして皮脂の汚れを落とします。髪の毛を洗う目安の時間は1~2分でOKです。

二回目のシャンプーは頭皮のマッサージを目的にしたシャンプー

一回目と同様にシャンプーを泡立って、指の腹を使って最初に後ろと横を洗います。 後ろと横から洗う理由ですが、血液は心臓から肩を通り、首スジを通って頭の上にあがっていきます。心臓に近い部分から洗うことで効果的に頭の末端まで血液が循環されるのです。

また、薄毛の人はタイプ別にやり方が違います。

生え際の前頭部が気になるM字型の人

それぞれの親指と人差し指を重ねてカニの足のようにします。 M字の部分に親指と人差し指を当てて、中心に寄せるように頭皮を動かします。ゆっくり繰り返しながらつむじまで行います。

こすったり、滑らせすと髪の毛が抜けてしまうので、頭皮だけを動かすことを心がけましょう。

次に、前髪のM字部分に3本指を当てて、内回し、外回し5回を4セット行います。この時も頭皮のみを動かしてください。

頭頂部が気になるO字型の人

エイのように両手を組み親指を上げます。 手の土手の部分で頭頂部の頭皮を挟み持ち上げるような感じで20回繰り返してマッサージしましょう。

髪の毛のすすぎ方と乾かし方

指の腹を使って、頭皮を動かしながらすすぎます。 シャワーを頭皮に叩き付けるようにしてマッサージする。すすぎの目安は2分。

乾かす時はこすると毛が抜けてしまうので、頭皮を揉みこむように指で叩くように乾かしましょう。この洗い方をすると、体がポカポカと全身があたたまります。

髪の毛が発毛するメカニズム

髪の毛は、皮膚と同じで頭皮内部の皮膚の細胞が細胞分裂を繰り返して出来るんですね。

頭皮内部の皮膚細胞は、最も外側位置する表皮細胞と、その表皮細胞の下に位置する真皮細胞と、その真皮細胞の下に位置する皮下細胞の3つの層で形成され、真皮細胞が毛乳頭によって作り出される新しい髪の毛の元になる細胞組織になります。

そして、生後6ヶ月頃の段階で髪の毛の成長サイクルによって細胞分裂を繰り返され、頭皮表面の表皮細胞が頭皮内部の真皮細胞へとくぼみだしていき、毛穴が形成されます。毛穴が形成されると、毛穴内部に髪の毛を包み込んで保護してくれる毛包が作られ、ようやく髪の毛が発毛する準備が整います。

では、どのようにして髪の毛が発毛するか仕組みを見ていきましょう。

頭皮の毛穴の奥にある髪の毛の根元部分を毛根と言いますが、この毛根部分が髪の毛を成長させる核になるんですね。毛根にはマッチ棒の頭のような丸く膨らんだ部分がありますが、この丸く膨らんだ部分を毛球と言います。この毛球の中には、たくさんの毛母細胞と呼ばれる細胞組織があります。

毛母細胞の中には毛乳頭と呼ばれるものがあり、この毛乳頭が送られてきた栄養素を使って、細胞分裂によって毛母細胞を作り出し、新しい髪の毛の元を作り出すんですね。

そして、栄養素がどこから送られてくるかというと、毛乳頭の周りには、毛細血管と呼ばれる無数の細かい血管があり、この毛細血管が体内に摂取した栄養素を毛根部分の毛乳頭へ送る役割をしています。

髪の毛の主成分はタンパク質で、頭皮内部に流れている毛細血管を通して受け取った、アミノ酸やビタミンなどの栄養素から作られています。

さらに、髪の毛は細胞分裂によって成長していくと、頭皮表面に押し上げられていき、角化という髪の毛が硬い状態になり、黒い髪の毛となって毛穴から発毛するようになっているんですね。

育毛の効果が現れ始めるのはいつ?

育毛に取り組んでも思うように効果があらわれないので悩んでいる人もいるとは思いますが、次の新しい髪の毛が発毛するには、かなりの時間がかかると考えておいた方がいいでしょう。

発毛まで時間がかかると聞くと、育毛に取り組む気がなくなってきそうですが、これは当たり前のことなので、ショックを受けても仕方がありません。髪の毛は、そんなに簡単に生えるものではなく、時間をかけて成長するものなので、すぐに発毛しないからといって慌てる必要はありません。

なぜなら、髪の毛が発毛するまで早い人でも最低3ヶ月はかかるからです。では、なぜ髪の毛が発毛するまで3ヶ月は時間がかかるのでしょうか?

実は、この発毛するまでの3ヶ月という時間は、次の新しい髪の毛を作り出す発毛周期が関係しています。この新しい髪の毛を作り出す発毛周期は、成長期・退行期・休止期の3つの成長過程から成り立っているんですね。

この3つの成長過程が経過して、古くなった髪の毛が抜け落ちて、次の新しい髪の毛が発毛するまで、約3ヶ月時間がかかります。

しかし、頭皮の健康状態によっては発毛するまでに時間がかかる人もいるので、半年かかる人もいれば、1年以上かかる人もいます。つまり、最低でも3ヶ月は育毛に取り組まないと、新しい髪の毛が発毛してこないんですね。

そして、もし髪の毛が3ヶ月経過しても発毛しなければ、諦めずにさらに育毛を継続する必要があります。この新しい髪の毛を作り出すサイクルを知らなければ、なかなか発毛しないので途中で簡単に諦めてしまうという結果になってしまうんですね。

ですから、最低でも3ヶ月以上は、育毛に取り組む必要があるということを理解しておきましょう。根気よく継続し続けることがとても大切なんですね。

髪の毛の本数とは?

人間の髪の毛は数え切れないくらいの本数が生えていますが、一体何本くらいの髪の毛が生えているのか見ていきましょう。

人間の髪の毛というものは、それぞれ個人差はありますが、通常は、1つの毛穴に対して約3本くらいの髪の毛が生えています。髪の毛の量が多い人なら、1つの毛穴に4~5本生えている場合もあるんですね。

そして、全体で見てみると人間の髪の毛は約10万本生えていて、髪の毛の発毛周期で繰り返し生えてくるようになっています。

髪の毛の発毛周期では、成長期の期間が全体の約9割で、休止期の期間が全体の約1割を占めているんですね。因みに退行期の期間は約2~3週間でほとんどありません。

人間の髪の毛の本数は約10万本ですが、髪の毛が抜け落ちる成長過程は休止期ですよね。ということは、髪の毛が抜け落ちる休止期の期間は全体の約1割を占めているので、全体の10万本の1割で大体1万本くらいの髪の毛が、休止期で抜け落ちることがわかります。1万本という数を見たらかなり抜けてるような気がしますが、全く心配する必要なありません。

なぜなら、頭皮が健康な人の場合で、1日に抜ける本数は約50~100本で、夏場の疲労が残る夏の季節が終わった秋ごろには、約200~300本抜け落ちるからです。単純計算で、頭皮が健康な場合は休止期が約3ヶ月で1日50本抜けたとして、1ヶ月30日で計算すると抜け毛本数は合計4500本になりますよね。

抜け毛本数の平均が1万本なので、4500本だと全く問題ないことがわかります。1日100本計算でも、9000本と1万本以下です。この結果から、毎日約50~100本抜けても心配いらないことがわかりますよね。毎日これだけの本数が抜け続けても頭の見た目が変わらないのは、このような髪の毛の発毛周期の仕組みがあるからなんですね。

自然脱毛と異常脱毛とは?

髪の毛はいつかは必ず抜け落ちますが、大きく分けると2つのタイプの脱毛があります。
1つ目の脱毛は、自然脱毛と呼ばれるもので、髪の毛が健康な状態の際に抜け落ちる脱毛で、2つ目の脱毛は、異常脱毛と呼ばれるもので、不規則な生活によるストレスや食生活の乱れによって、髪の毛が衰弱してしまった際に抜け落ちる脱毛です。

自然脱毛の髪の毛の特徴は、毛根部分がマッチ棒の頭ように丸く膨らんでいます。また、髪の毛の太さも太く、毛先まで同じ太さになっていることがわかります。

一方、異常脱毛の髪の毛の特徴は、毛根部分のふくらみがなくなり細くなっていて、皮脂が酸化して付着している場合があります。髪の毛の太さも毛先に行くほど先細りの状態になっていることがわかります。

自然脱毛の割合が、全体の抜け毛本数の約7割以上であれば、頭皮は正常な状態だと言われています。逆に、異常脱毛の割合が全体の抜け毛本数の約3割以上になると、頭皮の状態が悪化しているということになります。

このように、脱毛には大きく分けて自然脱毛と異常脱毛の2つがあるわけですが、では、私たち人間が1日に抜ける髪の毛の本数、つまり自然脱毛は何本あるのでしょうか?

髪の毛の成長サイクルによって1日に自然と抜け落ちる髪の毛の本数は、約50~100本くらいなんですね。通常の健康な頭皮の人なら、1日約50本くらいしか抜け落ちませんし、頭皮が健康な人でも、約100本くらい抜け落ちることもあります。

さらに、紫外線がキツイ夏が過ぎると、夏場の疲労などが影響して、1日に抜け落ちる髪の毛の本数は、約200~300本くらい抜ける場合もあります。ですが、頭皮が健康な状態の場合の誰もがこれくらいの髪の毛が抜け落ちるので、全く気にする必要はありません。

髪の毛の成長サイクル発毛周期とは?

髪の毛には、発毛周期と呼ばれる成長サイクルというものがあり、この成長サイクルによって、新しい髪の毛が生えてくるんですね。もちろん、生えっぱなしではなくて、発毛した髪の毛は次第に衰えていき、最終的には抜け落ちてしまうようになっています。

ですから、抜け毛が少々あったからと言って、何も慌てる必要はありません。誰でも毎日ある程度の髪の毛は抜け落ちる仕組みになっていて、古い髪の毛がきちんと抜け落ちないと、次の新しい髪の毛が発毛出来ないんですね。

髪の毛はたくさんあるので、一見すると何の変化も感じられませんが、頭皮では毎日髪の毛の発毛周期が繰り返し行なわれていて、抜けたり生えたりしています。抜け毛や薄毛の症状が進行している人は、この発毛周期が正常に機能していないということなんですね。

では、発毛周期と呼ばれる髪の毛の成長サイクルが、一体どのような仕組みなのか見ていきましょう。

髪の毛の発毛周期には、3つの成長過程が存在します。

  • 1つ目が成長期
  • 2つ目が退行期
  • 3つ目が休止期と呼ばれる成長過程です。

1つ目の成長期で発毛した髪の毛が成長し、2つ目の退行期では少しずつ髪の毛が衰えていき、休止期では完全に成長が止まり髪の毛が抜け落ちるようになっています。

そして、休止期が終わると次の成長期に向けて新しい髪の毛の準備が始まり、発毛すると、また成長期、退行期、休止期という順番で髪の毛の成長サイクルは、繰り返し行なわれていきます。

それでは、成長期、退行期、休止期について、さらに詳しく見ていきましょう。

発毛周期第一段階の成長期

髪の毛の発毛周期の第一段階が成長期と呼ばれる成長過程です。成長期・退行期・休止期と3つある発毛周期の成長過程のうち、この成長期が髪の毛の発毛に最も重要だと思ってください。

成長期という成長過程は、その名の通り新しい髪の毛が成長する段階のことで、日頃不規則な生活や食生活の乱れなど生活習慣が悪化していると、成長サイクルのスピードが速まり、この成長期で髪の毛が成長しきる前に次の退行期に移行するので、髪の毛は根付かずに衰弱し抜け落ちてしまいます。

髪の毛は、頭皮内部の皮膚細胞が細胞分裂を繰り返し、少しずつ毛穴内部を頭皮表面に向かって成長しながら押し上げられていくんですね。成長して毛穴内部を押し上げられてきた髪の毛は、伸び続けると角化と呼ばれる硬い状態の髪の毛に変化していきます。

このように髪の毛が成長する段階の成長期ですが、髪の毛の発毛周期の成長過程のうち、この成長期は約3~6年続きます。男女別で見てみると、男性の成長期は、約3~5年、女性の成長期は、約4~6年続くと言われています。

生活習慣が悪化して発毛周期が正常に機能しなくなってくると、約3~6年の成長期が長くて1年、短いと数ヶ月で終わり十分に髪の毛が成長しなくなるので、髪の毛の発毛周期において、成長期という成長過程はとても重要なんですね。

発毛周期第二段階の退行期

毛母細胞の細胞分裂が活発になり髪の毛が成長する成長過程の成長期が終わると、次に退行期という成長過程に移行するんですね。

この退行期という期間は、次の休止期に向かって髪の毛の成長が少しずつ衰えてくる段階です。なんだか髪の毛が衰えてくると聞くと不安に思うかもしれませんが、この退行期は、誰の頭皮でも必ず訪れる成長過程なので心配はいりません。

実は、この退行期は、3つある発毛周期の成長過程の中では、成長期や休止期に比べて、それほど重要ではないんですね。この退行期では、髪の毛が成長しきって不要になった古い髪の毛が抜け落ちるまでのつなぎ役と思ってもらえればいいでしょう。

成長期が終わり退行期に移行すると皮膚細胞の細胞分裂の活動が少しずつ衰えていき、細胞分裂をしなくなった毛乳頭は次第に硬くなり、これまで受け取っていた栄養素を受け取らなくなるので、髪の毛は衰弱して細くなっていきます。

髪の毛の発毛周期の成長過程のうち、この退行期は約2~3週間続きます。期間が約2~3週間と短い退行期は、発毛周期全体の1%程度で成長期や休止期に比べて重要ではありませんが、この退行期をきちんと経過しないと髪の毛を発毛させることは出来ません。

発毛周期第三段階の休止期

毛母細胞の細胞分裂が活発になり髪の毛が成長する成長期が終わり、退行期に移行すると活発だった毛母細胞の細胞分裂は少しずつ衰えてきて、次第に細胞分裂は止まってしまうんですね。

この毛母細胞の細胞分裂が完全に止まる段階を休止期と言います。そして、休止期では成長が止まった髪の毛は抜け落ちてしまいます。と言うのも、成長期から退行期に移行する段階で毛根には栄養素が送られなくなるので、新しい毛母細胞が止まってしまうと、毛穴が底が上がってきて奥行きがなく浅い状態になるんですね。

毛穴が浅くなってしまい髪の毛を支える力が弱ってくると、髪の毛は毛穴から抜け落ちてしまいます。髪の毛の発毛周期の成長過程のうち、この休止期は約3~6ヶ月くらい続きます。

この休止期に移行して髪の毛の成長が止まり、抜け落ちてしまうと、次の成長期に向けて新しい髪の毛のを発毛させる準備期間に入ります。しかし、生活習慣の乱れによって発毛周期のスピードが急激に速くなってしまうと、十分に成長しきらない状態で次の退行期に移行してしまうので、衰弱している髪の毛は簡単に抜け落ちてしまい、次の新しい髪の毛は生えてこなくなります。このような状態が、いわゆる抜け毛や薄毛の症状なんですね。

このように、大きく3つの発毛周期の分けて考えられていますが、冒頭でも言いましたが、この髪の毛の発毛周期が不規則な生活や食生活の乱れなどにより、正常に機能しなくなると、抜け毛や薄毛へと進行してしまいます。

ですから、抜け毛や薄毛の症状を改善させるためには、毎日の生活習慣を見直す必要があるんですね。

髪の毛の寿命とは?

髪の毛にも寿命というものがあり、発毛周期と呼ばれている成長サイクルによって発毛し、最終的には抜け落ちてしまい、また新しい髪の毛に生え変わります。発毛した髪の毛が一生抜け落ちずに生え続けることなんてありえません。

では、髪の毛の寿命とはどれくらいの期間があると思いますか?一般的に、健康な髪の毛の寿命は、約4~6年くらいと言われているんですね。男女別に見ていくと、男性の髪の毛の寿命は、約4年くらいで、女性の髪の毛の寿命は、約5~6年くらいと男性に比べて約1~2年くらいの期間です。

人間の寿命と同じように、髪の毛の寿命も女性の方が長いのですが、おそらく、男性ホルモンや頭皮の皮脂量も関係しているのだと思います。そして、髪の毛は寿命がくると、通常は次の新しい髪の毛の発毛に向けての準備期間に入り、今まで生えていた古い髪の毛は不要になり、自然と抜け落ちます。

この髪の毛の発毛周期は、芽が出て、花が咲き、最後は花びらや葉が枯れて落ち、また新しい芽が出てくるという草木などの植物の成長サイクルに似ていますよね。草木が自然にこの成長サイクルを繰り返しているのと同じで、人間の頭皮内部でも、髪の毛の成長サイクルが自然に繰り返されています。

ですが、この髪の毛の成長サイクルが正常に機能しなくなると、髪の毛は抜け落ちたり、薄げになってしまいます。先程、髪の毛の寿命は大体約4~6年くらいと言いましたが、不規則な生活や食生活の乱れなど日頃の生活習慣が悪化してしまうと、髪の毛の寿命の長さも短くなってしまうこともあるので注意しましょう。