発毛周期第二段階の退行期
毛母細胞の細胞分裂が活発になり髪の毛が成長する成長過程の成長期が終わると、次に退行期という成長過程に移行するんですね。この退行期という期間は、次の休止期に向かって髪の毛の成長が少しずつ衰えてくる段階です。なんだか髪の毛が衰えてくると聞くと不安に思うかもしれませんが、この退行期は、誰の頭皮でも必ず訪れる成長過程なので心配はいりません。
実は、この退行期は、3つある発毛周期の成長過程の中では、成長期や休止期に比べて、それほど重要ではないんですね。この退行期では、髪の毛が成長しきって不要になった古い髪の毛が抜け落ちるまでのつなぎ役と思ってもらえればいいでしょう。成長期が終わり退行期に移行すると皮膚細胞の細胞分裂の活動が少しずつ衰えていき、細胞分裂をしなくなった毛乳頭は次第に硬くなり、これまで受け取っていた栄養素を受け取らなくなるので、髪の毛は衰弱して細くなっていきます。
髪の毛の発毛周期の成長過程のうち、この退行期は約2~3週間続きます。期間が約2~3週間と短い退行期は、発毛周期全体の1%程度で成長期や休止期に比べて重要ではありませんが、この退行期をきちんと経過しないと髪の毛を発毛させることは出来ません。